2/20/01 by Shigeyuki Seko
その他、Small BASIC にはとても便利な命令が豊富にあります。
これらを使う亊でグラフィックで絵を描いたり、音楽を鳴らしたりする亊ができます。
その一部を紹介します。
命令 使い方 説明 ' または REM
' main program
' hsc:High score注釈です。
' または REM の後ろはプログラムとはみなされません。ここに注釈等を書いてプログラムを見易くする亊ができます。CLS
cls
print "Hello"画面をすべて消去します。
AT x,y
at 20,50
print "Hello"表示位置をピクセル単位(ドット単位)で指定します。例の場合画面の左上から右に20ドット、下に50ドットの位置に Hello と表示します。
PSET x,y
PSET x,y color cpset 20,50
pset 30,60 color 0x,y で指定された場所に点を表示します。
pset 30,60 color 0 といったように色の指定もできます。color は0が黒、15が白になります。1〜14の値はすべてグレーとなります。LINE x,y,x2,y2
LINE x,y,x2,y2 color cline 10,10,50,50
line 10,10,50,50 color 7座標 (x,y) と座標 (x2,y2) を結ぶ線を描きます。
line 10,10,50,50 color 7 といったように色の指定もできます。color は0が黒、15が白になります。1〜14の値はすべてグレーとなります。RECT x,y,x2,y2
RECT x,y,x2,y2 color crect 10,10,50,50
rect 10,10,50,50 color 7座標 (x,y) と座標 (x2,y2) を対角線とする四角を描きます。rect 10,10,50,50 color 7 といったように色の指定もできます。color は0が黒、15が白になります。1〜14の値はすべてグレーとなります。
CIRCLE x,y,r
CORCLE x,y,r color ccircle 50,50,10
circle 50,50,10 color 7座標 (x,y) を中心とする半径 r の円を描きます。
circle 50,50,10 color 7 といったように色の指定もできます。color は0が黒、15が白になります。1〜14の値はすべてグレーとなります。BEEP
beep
ピッという音を鳴らします。
SOUND freq,ms
SOUND freq,ms,volsound 1000,300
sound 2000,300,8freq で指定した周波数の音を ms で指定した時間鳴らします。時間の単位は ms (ミリセカンド=1/1000秒)です。従って1000Hzの音を1秒間鳴らす場合は
sound 1000,1000 となります。
vol で音の大きさも指定できます。
この関数を使用すると簡単な音楽も作る亊ができます。さて、本講座も一応ここまでとします。
御静聴ありがとうございました。:-)ここからはサンプルプログラムを参考にしながらどんどんプログラム作りに挑戦してください。
SmallBASIC はプログラムソースを隠す亊ができません。(笑)
その為に人のソースプログラムを見ながら勉強する亊も簡単です。
ただし、プログラムソースが簡単に見られるからこそ、マナーを守った紳士的な態度がより一層求められます。
以下にプログラムを投稿する掲示板を設置しました。
ぜひとも紳士的な運用をお願いします。