2/16/01 by Shigeyuki Seko
さて、つぎに自分の名前を入力して、それを表示してみましょう。
プログラム一覧の画面からさきほど作成した Hello.bas を選択し、画面下の Edit ボタンをタップします。下のようなプログラム編集画面になります。
これを修正します。入力には input 命令を使用します。
input "Your Name=";name$
これは、まず Your Name= を表示して入力を促し、文字をグラフィティー等で入力するとその文字を name$ という入れ物に保存する。という処理をします。ここで、この name$ について簡単に説明します。
name$ とか a とか b とか、これらは変数と呼ばれます。要するにデータの一時保管場所です。
例えば
a=3
b=4
c=a+b
の場合、cには 3 と 4 を足した結果の 7 が入ります。
これと同様に
name$="pamu"
とした場合、name$ という入れ物に pamu が入ります。
BASIC では、文字を入れる入れ物の名前の最後には $ を付ける亊と、入力する文字列は""で囲むというルールがある為、name$="pamu" といった表現になります。input "Your Name=";name$ ←グラフィティー等から入力された文字列をname$に入れる
print "Hello ";name$ ←name$の中の文字列を画面に表示する
End作成したプログラムを実行してみましょう。
前回と同様に x をタップしてプログラム一覧の画面から実行してもいいのですが、今回はもっと簡単に実行できる S&R ボタンをタップします。S&R とは Save and Run の略で、作成したプログラムを保存して実行できます。プログラムを実行すると下のように名前の入力を求められます。
ここで、グラフィティー等を使用して自分の名前を入力して最後に Return (改行)してください。
自分の名前が Hello の後に表示されます。プログラムの終了は前回と同様、メニュー File の中の Close を選択します。