もっと手軽に電車の中でもプログラミング!

2/18/01 by Shigeyuki Seko


条件分岐(条件によって処理を変える)

さて、次は条件分岐です。
条件分岐というと難しそうですが、私達が日常生活でたえず直面する”判断”みたいなものです。
もし、赤い靴が5000円以下だったら買おうとか、そういったものが条件分岐です。
BASIC では条件分岐を if で表現します。英語で言えば”もし”ですからそのままですね。:-)

例えば、
もし赤いくつが5000円以下だったら買おう、それ以上の値段ならやめよう。
これを、BASIC 風に表現すると

if 赤いくつ < 5000
  買う
  else
    買わない
endif

こんな感じになります。簡単でしょ。:-)

さて、それでは実際のプログラムで説明しましょう。
プログラム一覧の中から Hello.bas を選択し、Edit ボタンをタップします。

前回作成したプログラムが表示されます。
これを修正します。

このプログラムは無限ループです。終了するにはメモ帳ボタンを押して強制的に終了させなければ止まりません。これではあまりスマートではありませんね。
そこで、このプログラムを修正して、名前の入力時に end が入力されたら処理を終了するようにしてみましょう。
プログラムはとっても簡単です。
input "Your Name=";name$ で name$ には入力された文字列が入っている訳ですから、この中身を確認して end の場合のみ処理を終了させればいいわけです。
したがってプログラムは

while 1
  input "Your Name=";name$
  if bame$="end"    ←もしname$の中身が end であったならば…
    end        ←プログラムを終了させます。
  endif
  print "Hello ";name$
wend

となります。

実行させてみてください。
名前に end を入力するとプログラムが終了します。
(end さんという名前は入力できない訳ですね(笑))

あとは前回と同じように、メニュー File の Close でプログラムは終了します。

それでは、次に進みましょう。