Samsung SPH-i500
8/8/2003 by Shigeyuki Seko
PalmOS搭載の携帯電話、Samsung SPH-i500。
Fry'sに展示されていました。
小さいです。でもちゃんとPalmOSマシンです。
早速私の作ったPenPenColとKeyLunchを赤外線でインストールしてみました。
まったく問題なく使用できます。
というか、このi500にベストマッチかもしれません。;-)
液晶が小さいので通常のブラウザは使いにくいため
KeyLunchでハードボタンからアプリが起動できるのはとても便利です。
筐体は小型なのにちゃんとハードボタンは全種類付いています。
(どこかのメーカーとは違いますねぇ(笑))
PenPenColは電話の内容をメモするのに便利です。
価格は$599とちょっと高めです。
しかしこの大きさの折りたたみPalmというだけでも魅力を感じます。
店頭で触っているだけなのであまりつっこんだ検証はできませんでした。
赤外線でいろいろなアプリを転送して動作チェックしてるだけで
充分怪しい感じです。(笑)
以下、写真は PEG-NX80V で撮影しています。
店内は暗いので画質があまりよくありませんがご了承ください。
開いた状態です。
とてもコンパクトです。
ボタンもすべてゴム素材ではなくプラスチック素材です。
ボタンのタッチは良好です。
さすがに電話として日常使うことを想定してますので、
キーのタッチ、剛性感共にとてもいい感じです。
数字キーだけでなく、アプリケーションボタンや
上下ボタンも押した感触は良好です。
手探りで使用できるよう、よく考えられたボタン配置となっています。
通常の使用ではほとんど手探りで使用できます。
ストレスがなくてとても快適です。
閉じた状態です。
一見普通の折りたたみ携帯電話と見まちがえます。
ほとんど大きさ的には変わりません。
デザインもシンプルで好感が持てます。
外装素材は金属を多用していますので高級感と重量感があります。
アンテナは固定のタイプで伸縮しません。
小型ですのでほとんど邪魔には感じませんでした。
私の作ったPenPenColを赤外線でインストールしてみました。
問題なく使えます。
ハイレゾではありませんがカラーの標準解像度で使用できます。
この大きさの液晶ですとハイレゾだと視認性に問題が出そうです。
標準解像度でちょうどいい感じです。
同様にKeyLunchをインストールしてみました。
これもSPH-i500にピッタリです。
ほとんどハードボタンだけでアプリケーションの起動までできるようになります。
自分で言うのもなんですが使い心地がかなりアップします。
スクロールのスピードが若干遅いですが問題となるレベルではありません。
ここまで小さいとPalmOSを搭載しているという事が気になりません。
160x160という解像度も携帯電話として使用するのに
ちょうどいい解像度のような気がします。
大きさ、機能、いろいろな面でバランスが取れたいい機種だと思います。
店頭で触ってみただけですので詳細な検討はできませんでしたが
よく考えられたユーザーインターフェースと適切なボタンの配置で
PalmOS機としても携帯電話としてもまったく違和感なくすぐに使えます。
完成度はとても高いと思います。
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