サンスター・アーム筆入れ

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ぞうが踏んでも壊れない。

この宣伝を知っている人は私と同年代かもしれません。
驚いたことにこの筆入れ、まだ販売しているのですね。
こだわりの文具さんのページにも紹介されています。840円です。

なんかちょっと感動しちゃいました。
がんばれ~

この筆入れの開発エピソードをWebで見つけました。
以下に一部引用します。
(引用元は”まぼろし小学校”です)

「テレビでニュースを見ていると、湘南の暴走族が信号機に向かって石を投げているシーンが映りました。ところが石が当たっても信号機のランプが割れないのです。地元の警察署に聞くと、あれはガラスではなく、人が乗っても割れない材質だと言います。そこで材料屋さんに聞いて、同じ原料を筆箱に使用したのです。ポリカーボネイトというものです」
だが、すんなりと企画が通ったわけではなかった。
「最初、強いのはいいが一生モノになってしまうので、買い替え需要がなくなるのではないかと役員会議で否決されました。そこで社長のところへ行き、説得してOKをもらったものですよ」

また、ぞうが踏んでものCMが放映されていたときのエピソードも書かれていました。

ある国会議員がそんなはずはないだろうとクレームをつけてきたそうです。そこで開発者はトンカチ百本、筆箱百本を持参し、議員さんたちに実際たたいてもらったのでした。全然壊れない。そこでクレームをつけた議員が逆にPTA協議会の推薦をとりつけるよう勧めてくれた、ということです。

なんだか筆入れひとつにもたくさんのドラマがあるようです。
さらに感動してしまいました。