1982年式スカイライン2000RS(DR30)です。
この車には惚れ込みました。
今でも一番好きな車のひとつです。
また乗りたいと本気で思っています。
どうしてもこの初期型のターボの付いていないモデルが欲しくて、1年以上かけて程度のいい中古を探しました。
トラブルが多くて(ほとんどエンジン周りですが)大変でしたがとてもいい車でした。
カローラの時は足回りを固めていましたが、この車ではシートをレカロに変えて、ストラットタワーバーを入れただけで、ほとんどノーマルのまま通しました。
どこも手を加えなくてもとてもいい感じにまとまっていて走りに不満はありませんでした。
一番気に入っていたのはやはりエンジンのフィーリング、そして限界時の挙動です。
ほんとうにコントロールしやすくて運転していて楽しい車でした。
実用面でもなかなか実用的です。
特に燃費が良く、高速を使って東京に行ったときは17km/l 伸びました。普段乗りでも他の2000ccクラスとくらべ格段に燃費がよく、経済的にもかなり助かりました。
また、居住性も良く、特にトランクは広大でした。交換した太目のタイヤ4本がらくらくトランクに収まります。
しかし、トラブルの多さはすごかったですね。
通勤に使っていたのですが、雪が降っているのに渋滞するとオーバーヒートするし、エンジンの熱でラジエーターのアッパーホースは頻繁に破裂するし、エンジンは何度も走行中に突然停止するし、エアコンにいたっては3回くらい壊れて交換修理したのですがあまり頻繁に壊れるので最終的にはエアコンは付けませんでした。
冷却用の水とか補修パーツ、牽引ロープ等は手放せなかったですね。
毎週のように友人の車屋さんに持っていってジャッキアップして整備していました。
でもそんなトラブルがぜんぶほほえましいと思えるほどこの車にぞっこんでした。
まぁ、本人が好きなだけで周りから見たら迷惑だったみたいです。
友人と車を何台か連ねてドライブに行っても、私のくるまはおんぼろだからと誰も乗りたがりませんでした。とくに高速を使っての移動の場合に人気がなかったですね。
毎週のようにスキーに行ったり、かなりの遠出もしましたのでかなり走行距離は伸びていると思いますが、メーターパネルが2回壊れて交換しているのでトータルの走行距離はわかりません。
ずっと乗っていたかったのですが、この車もまた車検が通らず手放すことになりました。
一番の原因は今回もさび、フロントストラット周辺部分がかなりひどくやられてしまい危険な状態でした。とてもつらい思いをして手放しました。
<仕様>
全長×全幅×前高 : 4595×1665×1360mm
ホイールベース : 2615mm
車軸重量 : 1105kg
エンジン : FJ20E型 水冷直列4気筒DOHC4バルブ
総排気量 : 1990cc
最高出力 : 150ps/6000rpm
最大トルク : 18.5kg/4800rpm
圧縮比 : 9.1:1
燃焼室形状 : ベントルーフ型
ボア×ストローク : 89.0×80.0
燃料供給装置 : ECCS
サスペンション形式 前 : ストラット
サスペンション形式 後 : セミトレーリングアーム
ブレーキ 前/後 : ディスク/ディスク