Monthly Archives: August 2004

2台目の車~カローラ1500SE

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1台目のシビックが車検に通らなくてがっかりしていたところ、車検をお願いした車屋さんからちょうどカローラのハードトップが下取りに入ってきたからとそれを安く譲っていただきました。
諸経費込みで25万円でした。
正直まぁなんでもいいやという気持ちでしたが、結構気に入って長く乗りました。
当時、DOHCを乗せたレビン・トレノが有名で、非力な3AUのカローラはあまり人気はなかったようです。しかし足回りを固めただけで、軽い車重と素直な足回りのおかげでエンジンパワーはなくてもかなり軽快に走りました。
この車でジムカーナレースなどで、かなり走りこみました。
何度もタイヤをバーストさせ、ブレーキのマスターシリンダーを破裂させ、ひたすらこの車で練習しました。

そんな激しい使い方をしていても、通常の使用ではトラブルは皆無でした。
居住性も良く実用性も高く、乗っていてなんら不満のないよくできた車でした。
スタイルも結構気に入っていました。
でもなんだか優等生すぎて、つまらないと感じる部分が多いのも事実です。
というわけで次の車にはじゃじゃ馬を選ぶことになります。

カローラ1500SE

全長×全幅×全高 mm : 4050×1610×1385
ホイールベース mm : 2400
トレッド(前/後) mm : 1320/1335
室内長×幅×高 mm : 1710×1330×1130
車両重量 kg : 855
エンジン : 3A-U型
エンジン種類 : 水冷直列4気筒
弁機構 : OHC
排気量 cc : 1452
最高出力  kW/rpm(ps/rpm) : 59/5600(80/5600)
最大トルク N・m/rpm(kgm/rpm) : 116/3600(11.8/3600)
トランスミッション : 4速マニュアル
車軸形式 前 : ストラット式コイルスプリング
後 : ラテラルロッド付き4リンクコイルスプリング
ブレーキ 前 : ブースター付きディスク
後 : リーディング・トレーリング

最初の車~1974年式 CIVIC 1500 4door

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気まぐれに、昔乗っていた車について書きたくなりました。

HONDA CIVIC 1500 4door 、免許を取って最初に買った車です。
中古で2万円で購入しました。
笑っちゃうくらいぼろぼろでしたが、本当に楽しい思い出がいっぱいです。
何度も路上でエンストして牽引してもらいました。この車のおかげで牽引されるのが本当にうまくなりました。
とても小さな車体なのに4ドアで大人5人が乗車でき、そのうえ独立のトランクもあるという、なんだか魔法のような車でした。このあとに出た5ドアや3ドアは後ろの窓ごと開くハッチバックになりましたが、初期の4ドアでは独立のトランクを持っていました。これがなかなかいい味を出しています。
エンジンパワーはそれほどなかったのですがとてもよく回るエンジンで軽い720キロのボディをかるがると引っ張ります。ロングストロークのエンジンはトルク感があり、とてもきびきび走りました。
初期のFFですから操舵性の問題も多く、ちょっと攻め込むとすぐじゃじゃ馬ぶりが出てきます。エンジンのドライブシャフトは等長でないためアクセルを急激に踏み込むと強いキックバックとともに車体は左右のどちらかに大きく旋回しようとします。それを力ずくで押さえ込むという豪快なドライビングになります。タックインもはげしくコーナーリング中にアクセルを急激にオフにすると、それは恐ろしい世界が待っていました。
しかし、うまく走らせると充分に早くとても面白い車でした。
当時、写真に凝っていて、よくこのシビックのトランクにカメラバックと三脚を入れて日本海近辺を中心に走り回っていました。

とても気に入っていてずっと乗っていたかったのですがシャーシやボディの錆がひどく車検が通りませんでした。運転席の下に錆で大きな穴が開いて地面が見えましたし、シャーシはもっとひどくてジャッキアップして指で押すとぼこっと穴があくほど、いたるところが錆びていました。

思い出深い、とてもいい車でした。

HONDA CIVIC 1500 4door
<仕様>
型式 : ホンダSE
全長(m) : 3.590
全幅(m) : 1.505
全高(m) : 1.325
軸距(m) : 2.280
車両重量(kg) : 720
総排気量(L) : 1.488
最高出力(PS/rpm) : 73/5,500
最大トルク(kg-m/rpm) : 10.5/3,500
シリンダー数および配置 : 直4横置
弁機構 : 1頭上カム軸ベルト駆動
内径×行程(mm) : 74.0×86.5
圧縮比 : 8.6
かじ取り装置・歯車形式 : ラック・ピニオン式
主ブレーキ形式 前 : 油圧真空倍力装置付ディスク
後 : 油圧真空倍力装置付リーディングトレーリング

<写真および諸元表は(C) Honda Motor Co., Ltdから引用しました。>
<写真の著作権は(C) Honda Motor Co., Ltdにあります。>