Category Archives: 持ち物

カシオ fx-78

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ここのところ立て続けに関数電卓が2台壊れました。

新しく購入しても10ドル程度で購入できるのですが、昔使っていたカシオのfx-78という関数電卓を引っ張り出してきて使ってみました。
このfx-78、1990年に韓国に出張に行った時に韓国で購入した物ですから、もう17年前になります。ちょうど韓国に到着したと同時に湾岸戦争が始まり、帰ってこられなくなり、足止めされた事を思い出します。とても寒い冬の日でした。

ちっちゃくて必要にして充分な機能を持っています。
使ってみるとボタンの大きさも意外に小さすぎず、なかなか使いやすい電卓です。
17年のブランクの後、持ち歩き用の電卓の座を取り返しました。

そういえば最近、こうした小さな関数電卓ってあまり見なくなりました。グラフが表示できるような大型のものは増えましたが、いつも持ち歩くにはこっちの方がいいように思います。

このちっちゃな関数電卓、最近のお気に入りです。

Franklin Covey

私が普段仕事で使っている手帳はFranklin CoveyのCompactというサイズのシステム手帳です。フランクリンプランナーとかいろいろ話題になっていますが、とくにそういう使い方はまったくしていません。単にToDoと一緒になった週間スケジュールが使いやすいので使っています。

それとこの手帳、普通のバイブルサイズと言われる手帳より横幅が広くなっています。
この横幅が微妙にいいのです。
バイブルサイズのシステム手帳では、思いつくままにメモしていくと少々紙面が足りません。
かといって、こちらのビジネスマンがよく使っているもう一回り大きなサイズはノートPCほどの大きさがあり持ち運びが大変です。
このFranklin CoveyのCompactというサイズ、私にとってはちょうど使いやすい大きさです。

そしてもうひとつ、このCompactというサイズ、横幅がレターサイズのちょうど半分です。
そのためプリンターで印刷して半分に切って下を少し落とせばちょうどいい大きさになります。
私は、デフォルトのToDoと一緒になった週間スケジュールを使いやすいように自分でアレンジしたものを、プリンターで印刷して使っています。
なかなか便利です。(交換用紙代も浮きますし)

バインダーは本革のものを持っているのですが、これがちょっと重くて‥
手に持った感じも大げさで、いかにも仕事用ですという感じが強かったので、
もう少しカジュアルなバインダーが欲しいと思っていました。

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今日、BIG LOTSで見つけました。
ナイロン表紙のFranklin Coveyのバインダーです。
スターターキットとして売られていたもので、標準的な用紙が付いて7ドルでした。

これならば気軽に持ち歩けます。

手作りのナイフ

30年以上使ってきた手作りのナイフが折れてしまいました。
このナイフについていろいろ思い出しました。

私の父は道具はなんでも自分で作る人です。

私が小学校の4年生の頃、父は両側がとんがった、断面が薄いひし形のやすりの片側を砥いで刃を付け、木を削って柄を作りナイフを作りました。
子供心にそれがうらやましくて、ある日自分で作ることにしました。

道具箱から父が使ったのと同じやすりを持ってきて、仕上げ砥石でやすりの片側の部分を砥ぎ落として刃をつけました。
一言で言うと簡単ですが硬いやすりの刃が小学生の子供にそう簡単に砥げるわけはなく、丸々1日、朝から晩まで研いでいました。
手の皮は砥石ですりむけて血だらけになりましたが、バンドエイドを貼ると手先の感覚がわからなくなるので血まみれのまま必死になって砥ぎました。

夜、やっと砥ぎ終わった手作りナイフをバンドエイドだらけの手で父に見せると、父は驚いて自分はグラインダーを使ったと話してくれました。
しかし、とても褒めてもらい、翌日ご褒美に素敵な手作りの柄を作ってくれました。

先日まで父の作ったナイフと私の作ったナイフはどちらも実家で柿をむいたり木工細工をしたりと便利に使っていましたが、先日私の作ったナイフがとうとう折れてしまいました。

手作りのナイフ、30年以上の長い間本当にご苦労様。

ZERO HALLIBURTON ZH-NB-SI

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1994年頃に購入したゼロのノートPC用のアタッシュケースです。
購入したのはもう10年前になります。
アメリカから直接取り寄せましたので、かなりお金がかかったことを思い出します。
ケースだけで2.6kgありますので最近のノートPCよりずっと重いということになります。

その後、日本でゼロが流行ってきたので天邪鬼な私はなんだか恥ずかしくて、日本ではあまり持ち歩かなくなってしまいました。

それでもアメリカと日本を頻繁に往復していた時はいつもこのゼロを持って飛び回っていました。
このアタッシュケースの特徴はなんと言っても丈夫なことです。
乱暴に扱ってもどこも壊れません。
一度、空港で派手に転んだ時、床に叩きつけてそのまま全体重をかけた状態ですべって行きましたが、このゼロのおかげで怪我もせず、中のノートPCも無事でした。
使い勝手はあまり良いとはいえませんが、シンプルで丈夫なことだけはぴか一です。

ショルダーベルトを止めるところは自作しました。
よく見てください、犬の首輪です。;-)
皮製の犬の首輪は安くて丈夫で、使い勝手は良好です。

たぶんこれからも長いつきあいになると思います。